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珈琲いかがでしょう

珈琲いかがでしょう 新装版 コミック 全2巻セット

珈琲いかがでしょう 新装版 コミック 全2巻セット

3巻完結。ある珈琲の移動販売店員のお話。読み終わると、すごく優しい気持ちになれて、明日からまた一日をがんばりたくなります。

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1巻では、

タコが目印のワゴンカーで、珈琲の移動販売をする主人公 青山が、1話完結のドラマ仕立てで、珈琲を介して様々な人を幸せにしていくお話。実は、そんな青山には人に言えない過去があって…。

2巻と3巻では、

過去の因果が現在に絡みついてくるとともに、なぜ「タコ」を目印にしているかの理由も明らかになりって…。それらの伏線が絡み合って、物語は急ピッチで進み、ハラハラドキドキさせられながら、最後には収まるところに収まる。

ほんわかしたタッチとは裏腹に、まったく無駄がない構成だった。

かなり前に購入して読んだのだけど(その時も、お試しで1巻だけ読んだら続きが気になって一気に3巻まで買ってしまったのだった。)、どんなストーリーだったか思い出せなくて、改めて読み始めると、ラストまで止まらなくなる時間泥棒な作品でした。

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珈琲を淹れる描写が素敵で、コーヒー豆への深い造詣がにじみ出ているとともに、各話で紹介されるアレンジコーヒーを真似してみたくなります。作者の珈琲への愛が詰まっている感じがします。

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珈琲をいつもより丁寧に淹れたくなる、そんな一冊。