HHKB BTから、HHKB Type-Sに買い替えた。
- 机の上がスッキリ
- 打鍵感がProより良好
というメリットがあって良かったのだけど、
デスクトップPCに繋いで使う分には、メリット以上に
- BT接続のための電源ボタン長押しが手間
- (PC起動から→作業開始までのリズムが狂う)
- ごくまれにキー入力が変になる
- (1回キーを叩いただけで連続入力される、1ヶ月に1回程度)
という、有線には100%ない デメリットが日々のストレスになっていたのでType-Sに買い替え。
正直、HHKB BTにデメリットらしいデメリットはなく、仔細な問題なのでかなり迷ったのだけど、(製品寿命を考えると)これから短くても10年くらいは毎日使う仕事道具なので、奮発して買い替えた。
使用感
巷の噂通りたしかにシルキーなタッチで、気分的には無印より楽に速く打てる感じ。(気分的な問題なので、おそらく実際には性能差はない)
打鍵感で言えば、Type-S とBTの違いは、どっちが上と言うより、もう好みの問題かなぁと。
3通り使っての雑感
HHKB Proでも並みのキーボードより良好な性能なので、この程度の差なら、正直どれでも良い感 (好みで選べばOKな感じ)がある。
3つの中で、比較的打鍵音が派手な無印が好きな人がいるのも納得(メカニカルキーのキーボードを叩いてるときと似た感じがあってテンションがあがる)。
買い換える前は、Type-Sを1度使ってしまうと、
『よーしパパ、会社のキーボードもType-Sにしちゃうぞ
(ていうか、Proじゃ物足りないのでするしかない。)』
となる気がして、『Type-S 2台買うとかマジ勘弁…』って感じで気が重かったのだけど、実際使ってみると、そこまでの差はなく、家だけType-Sに買い替えてよかった感がある。
先入観によって検索結果が変わるという怖さ
HHKB BT購入前、「BTが一番新しいので一番良いに違いない(ていうか、無線だし、これほしい)」と思って下調べをしたら、
『Type-Sも持っているけど、BTサイコー!』
みたいな記事ばかりが目についたのだけど、今回改めて「デスクトップPCで使うならType-Sのほうが良いのでは」と思って調べ直したら*1
『デスクトップならBTよりType-Sがオススメ』
という記事が検索上位に上がってきた。
無意識に、『欲しい検索結果に合わせて、検索キーワードを選んでしまっていた』のだなぁという驚きと、
多種多様な意見を集めてニュートラルに判断したつもりが、実際には全くできていなかった(=自分と同じ意見のものを選別して見ていただけだった)
ことに、怖さを覚えた。バイアスってこえぇえ。
*1:当然、目的に合わせて前回と検索キーワードを変えている