GeForce GTX1060がいつまでたっても届かない*1ので、HDMI2.0 ポートが3つある最低価格のビデオカード(GTX1050)を注文し、届いたまでは良かったのだけど、
いろいろ考慮し忘れていたために、結果的に使えなかった。
同じあやまちを繰り返さないように、何を間違えたかメモとして残す。
補助電源に注意という話
このビデオカード、6ピン補助電源が必要な仕様になっていて、取り付け予定のPCを開いたら、追加の6ピン補助電源が無かった。
メーカー製PCだけあって、余分な電源コードがほぼない…。
まじかー。
『このケース、ドライバーレスでカードの取り外しできて、良く出来てるなぁ』とか。『あれ、このPC、メモリ1枚しか挿さってなかったのか』とか。とりとめもなく色々思ったのだけど、
『GTX1050やのに補助電源いるんかい!』*2
っていう衝撃。
ビデオカードに必要な補助電源ピンと、PCの電源仕様は買う前によく確認しようと思った。
カードのサイズに注意という話
いままで使っていた750Tiのカードに比べてやたら大きい。
『これ、ほんとにローエンドのGPUかよ…』って感じ。
今回はなんとか入るサイズだけれども、あやうくケース内に収まらないところだった。(ケース内の空気の流れを考えると、ギリギリ入るサイズというのは好ましいとは言い難い。)
と思いきや、補助電源はないけどダメ元で試しに取り付けてみようと思ったら、PCI-Eスロット付近のコネクタと干渉して取り付けられなかった。
ケースの寸法、PCI-Eスロット周りの構造と、ビデオカードの寸法は買う前に要確認…。
ビデオメモリ(VRAM)容量に注意という話
目当てのGTX1060が手に入らないなら、もう『HDMI2.0で4kモニタを複数つなぐ』という目的を達成できる一番安いやつでいいやと思って今回のカードを買ったのだけど、
これ、メモリが2GBしかないんよね。
『4kモニタを複数繋げたら、デスクトップ表示するだけでメモリが足りなくなるのでは…』
と思ったけど、冷静になって計算してみると、
4kモニタ1枚あたり最低限必要なVRAM容量はフルカラー表示の場合、3840x2160[pixel2] x32[bit/pixel2] / 8 で35MB程度
なので、まったく問題なさそう。*3
とはいえ、『VRAM 4GBのバージョンが千円ほどの違いで販売されていたので、そっち買っておけば安心だったんじゃないの…』という感はある。
VRAMは可能なだけ積んでおいたほうが安心。
総括
ほんと慌てて買うと、ろくなことないなぁ…。